外壁が劣化してきて、そろそろ塗装を考えているけど、季節的にいつ行ったらよいのか迷う方も多いでしょう。
とくに「季節によって仕上がりに影響するのか」、「費用が安くなったりするのか」という点が気になると思います。
どうせ塗装を行うのなら、適した季節に行ないたいと思うのは当然のことです。
そこで今回は、季節ごとのメリット、デメリット、季節によって費用は変わるのかという点について解説していきます。
外壁塗装と季節の関係性
結論から言いますと、季節によって仕上がり(品質)に差は出ません。
現在販売されている塗料は、年中使って問題ない塗料で、混ぜ合わせる分量を間違えなければ、まったく影響はありません。
そのため、仕上がりに不安があり迷われている方は、都合のよいタイミングで施工してしまいましょう。
ですが、季節によって快適性や混雑する季節はあります。
春
メリット
春は、ちょうど良い気温のため、依頼主も施工する職人も工事中は快適に施工が行えます。
デメリット
快適な気温であり、梅雨前に工事を行いたいという依頼主が多く、多少待ちが出やすいでしょう。
忙しい施工店では、1~3カ月待ちなんてこともあります。
工事が決まったら早めの依頼をおすすめします。
梅雨
メリット
梅雨は、不人気シーズンのため、待ちが少なく施工してもらえやすいです。
デメリット
雨が続くと工期が延びます。工事期間が長くいと、依頼主側は少しストレスが溜まりやい状況となります。
夏
メリット
塗料の乾きが早く、作業工程が進みやすいです。
また、日が長いので6時くらいまで作業が可能です。
デメリット
気温が高すぎると熱中症になるため、休憩時間が多くなります。
また、窓を閉め切りになるため、エアコンを多く使うことになります。
秋
メリット
春同様に、快適に作業が行えるシーズンです。
デメリット
台風シーズンでもあります。そのため、台風が直撃すると、養生が飛んでしまったり、足場が揺れます。
工事期間も延びてしまう可能性もあります。
冬
メリット
窓を閉め切っていても問題ない気候です。
また、塗料の臭いも出づらく、依頼主側はそういったストレスを感じづらい環境で施工できます。
デメリット
塗料の乾きが遅く、日も短いため、工期が延びやすいです。
また、凍結することもあり、作業が出来ないこともあります。
季節によって費用が変わる?
基本的には、季節によって費用はほとんど変わりません。
ですが不人気シーズンの梅雨などは、多少費用の値引き交渉が行えやすいケースもあります。
まとめ
季節によって、仕上がり、費用についてはまったく変わりません。
ですが、快適に作業が行えるのか、工期が延びは季節によって影響がでます。
その点だけ把握して、工事時期をご検討してみてください。