外壁塗装を行う際、多くの業者は屋根の塗装もおすすめしてきます。
それは同時に塗装を行うことで、足場設置などの費用が節約できるからです。
しかし同時に塗装を行うべきなのは屋根だけではありません。
ここでは外壁塗装と同時に行うべき付帯部塗装について紹介していきます。
外壁塗装と同時に行うべき付帯部塗装
住宅は屋根材と外壁材だけで仕上がっているわけではなく、様々な付帯部により住宅を守っています。それら付帯部も塗装を行うことで長持ちさせていく必要があるのです。
破風(はふ)・鼻隠し
軒先の断面部を指しています。
横殴りの雨などが屋根裏に侵入しないように取り付けられています。
非常に雨や紫外線のダメージを受けやすい場所なので、しっかりと塗装を行いましょう。
軒天
軒先の裏側を指しています。
雨が屋根裏に侵入しないようにや、火災の際の延焼を防ぐ役目があります。
雨で劣化しやすい部分なので、しっかりと塗装を行いましょう。
土台水切り
雨が床下に入らないように水を切る部分です。
金属製で作られることが多く、錆止めを塗ることで長持ちさせましょう。
雨樋
雨を排水に流す装置です。
紫外線のダメージを受けやすく、メンテナンスを怠ると割れてしまうなどの不具合が発生します。雨樋が機能していないと雨漏りや、白アリ発生の原因となる為、しっかりと塗装を行いましょう。
庇(ひさし)
サッシ上や玄関ドア上に取り付けられている日除けです。
主に屋根材や板金が施工されていますので、塗装メンテナンスを行いましょう。
ベランダ
ベランダは非常に雨漏りの原因となりやすい場所です。
しっかりと塗装を行う事で雨漏りしないようにしましょう。
戸袋・雨戸・シャッター
金属製で出来ている場合、塗装を怠ると錆びてしまい、正常に作動しなくなってしまいます。美観性を失うだけでなく、暴風雨対策や防犯対策が出来なくなってしまう為、しっかりとメンテナンスを行いましょう。
換気フード
金属製で出来ている場合は塗装を行うことで錆びないようにしましょう。
昨今ではステンレス製の物もあります。ステンレス製は錆びない為、塗装が不要です。
配管関係
水回りやエアコン配管などは特に耐久性に問題はありませんが、外壁同様で汚れる為、美観性を保つために塗装をお勧めします。
最後に
外壁は様々な付帯物があります。
外壁塗装の際は、付帯物の塗装が見積もりに含まれているかも確認しつつ、しっかりとメンテナンスを行いましょう。