いくら自分が気を付けて生活していても、隣家で火災が発生してしまったら、大きな危険にさらされることになります。そんな不安から開放されるためには燃えにくい建物に住むことが最善です。鉄筋コンクリート住宅は、構造躯体そのものが耐火構造なので外からの火に対しても、内から発生した火に対しても、他の構造に比べて高い耐火性能を発揮します。
▼鉄、木材、コンクリートの加熱による強度の低下
鉄筋コンクリートは、躯体の主要構造部そのものが不燃材料です。建築基準法の構造区分で、もっとも火災に強いとされる「耐火構造」に区分されています。その強さは1000℃の炎に2時間さらされても燃えることがなく強度も低下しません。
一方木材は260℃で発火を始め、もちろん1000℃に達するまでに崩壊してしまいます。鉄骨造も一見炎に強そうですが、鉄骨自体は450℃から変形が始まり、900℃で崩壊してしまいます。大切な命と財産を最後まで守り抜くのは、やっぱり鉄筋コンクリートです。
建材で気になるのが火災時に発生する燃焼生成物の毒性ですが、鉄筋コンクリート住宅に使われるEPS断熱材は不完全燃焼する時に黒い媒(炭素粒子)が発生するため、悪いイメージを持たれやすいのですが、急性毒性を示す塩化水素やシアン化水素の発生はありません。
▲阪神・淡路大震災(1995年)
密集した都市部での火災は広範囲に延焼し、住民や建物に大きな被害をおよぼす可能性があります。近年、大都市を中心に、不燃化促進事業の一環として耐火建築物(鉄筋コンクリートや鉄骨造)などへの建替えに際して補助金を交付するなど、防災まちづくりを奨めています。火災が発生しないまち、また、たとえ火災が発生しても延焼を最小限にくい止めることのできる、火災危険度の小さい燃えないまちづくりのために、コンクリート住宅は大きな役割を担っています。
※これは一例です詳しくは各損害保険会社にお尋ね下さい。
※4等地/東京、神奈川、静岡地方
※これは一例です詳しくは各損害保険会社にお尋ね下さい。
耐火性能の高い鉄筋コンクリート構造は、一般木造住宅と比較すると火災保険料率が低く、約3分の1ほどで済みます。地震保険も木造と比較すると2分の1ほどとお得です。また、建築基準法上、耐火構造の鉄筋コンクリート造は、防火地域または準防火地域内にでも、外壁を隣地境界線いっぱいに建てることが出来ます。耐火構造であれば、延焼の可能性が低いので、隣地境界線に接しても大丈夫だということです。
※保険料は地域、諸条件によって異なります。